Supercellが北米に新スタジオを開設,モバイル以外の事業も拡大へ

Clash of Clansの開発元が新チームを結成し,「あらゆるプラットフォームで次のものを創造する」ことを目指す

 モバイルゲームデベロッパのSupercellは,北米に新しいスタジオを開設する計画を発表した。

 SupercellのRyan Wener氏がジェネラルマネージャーを務めます。彼は同社に8年間在籍しており,以前はマーケティングリードを務めていた。

 同社によると,Clash of Clansの開発元がモバイルゲーム以外の分野にも進出することになり,現在,新スタジオの中核となる創業者チームを探しているとのことだ。

 Wener氏は,「この新しいチームは,北米で最高の人材を集め,モバイルだけでなく,あらゆるプラットフォームで次のものを創造できるようにするという,特定の目標を追求するために設立されます」と述べている。

 Supercellは,モバイル分野で最大の成功を収めているが,実はモバイル以外のゲーム開発からスタートした(英文関連記事)

 最初のタイトルは,2011年にデビューしたMMOブラウザベースのタイトル「Gunshine」だ。

 このタイトルが成功しなかったため,Supercellは結果的にモバイルゲーム制作に軸足を移したという。

 今年初め,Supercellは2017年にリリースした「Brawl Stars」以来の新規IPとなる「Everdale」をリリースした。GamesIndustry.bizでは,同プロジェクトのシニアスタッフ3名に,平和的なマルチプレイタイトル作りを目指した同社の取り組みについて詳しく聞いている(英文関連記事)

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