TencentのTiMi Studiosが2020年に100億ドルを稼いだと報じられる

「Honor of Kings」のスタジオは世界最大のデベロッパになったとロイターが伝えた

 「Call of Duty: Mobile」の開発会社であるTiMi Studiosが,2020年に100億ドルの収益をあげたと報じられた。

 この件について「直接的な知識」を持つ人々に話を聞いたとするロイターの記事によるもので,これにより,Tencentが所有するTiMi Studiosは世界最大のデベロッパになったことが付け加えられている。

 Tencentは数週間前に年間の決算を報告し,2020年のオンラインゲームの収益が1561億人民元(238億ドル)に達することを明らかにしているが,ロイターの情報源によれば,TiMiの収益はゲームの収益全体の40%を占めるという。

 Jade Studioとして2008年に設立されたTiMiは,モバイルゲームのヒット作となった「Honor of Kings」と「Arena of Valor」を制作している。この2つのタイトルは,モバイルゲームに対する支出のランキングで常に上位に入っており,昨年末には「Honor of Kings」の平均DAU(Daily Active Users)が1億を記録している。2020年には25億ドルを生み出し,収益が10億ドルを超える5つのモバイルゲームの1つに挙げられた。

 2019年10月にリリースされた「Call of Duty Mobile」は,中国では2021年1月にようやく配信が始まったが,最初の週に1400万ドルを売り上げた

 TiMi Studiosは3月,中国のゲーム開発会社としては初めて,国連が支援するイニシアチブ「Playing for the Planet Alliance」に参加した。

 我々は今年初め,TiMi Studiosがなぜ,今日ではなく明日のプレイヤーのためにゲームを作っているのか,その理由について話を聞いている。

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