Nianticが任天堂のARモバイルゲームを開発

新パートナーシップの最初のプロジェクトは,2021年後半に発売予定の歩行型ピクミンゲーム

 Nianticと任天堂は本日,「Pokémon GO」の開発会社が,Switchメーカーのキャラクターを使ったモバイルゲームを制作することを発表した。

 この提携による最初のゲームは,ユーザーにウォーキングを楽しんでもらうことを目的としたピクミンのゲームとなる。このゲームは,Niantic Tokyo Studioの最初のゲームであり,今年後半に世界で発売される予定だ。

 任天堂の宮本 茂代表取締役社長は,「NianticのAR技術により,ピクミンが身近にひそんでいるかのような体験が可能になりました。歩くことを楽しくするというテーマのもと,従来のゲームとは異なる新しい体験を人々に提供することが我々の使命です。ピクミンとこのアプリが皆さんの生活のパートナーになることを願っています」とコメントを発表した。

ピクミン」プロジェクトのティザーイメージ
Nianticが任天堂のARモバイルゲームを開発

 任天堂がモバイル分野で最後の大きなパートナーシップを結んだのは,「マリオカートツアー」や「スーパーマリオラン」,「ファイアーエムブレム ヒーローズ」などを制作したDeNAとの契約だったが,その発表から今月で6年が経過した。

 この提携はいくつかの成功を収めたものの,当初の期待には応えられず,昨年,任天堂の古川俊太郎社長は,「今後もモバイル市場向けに多くの新しいアプリケーションをリリースすることは必ずしも考えていない」と述べていた

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら