コーエーテクモゲームスの第3四半期は,「ゼルダ無双 厄災の黙示録」が過去最高を記録

「ゼルダ無双 厄災の黙示録」は,フランチャイズの中で最も売れたタイトルになった

 「ゼルダ無双 厄災の黙示録」は,コーエーテクモゲームスの「無双」シリーズの中で最も売れた作品となった。

 日本のパブリッシャであるコーエーテクモゲームスは,2020年第3四半期の決算で,「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の前日譚が350万本の売り上げを記録したと発表した。アナリストのDaniel Ahmad氏がTwitterで言及したように,フランチャイズの前回のベストセラーは2003年の「真・三國無双3」で,220万本を販売している。

 「ゼルダ無双 厄災の黙示録」の業績は,コーエーテクモゲームスの第4四半期の業績を牽引し,2020年12月31日に終了する3か月間の売上高は440億円(4億2300万ドル)に迫る勢いで推移した。これは前年同期比64.7%増だ。売上総利益は225億円(2億1700万ドル)に達し,前年同期比132.3%の大幅な増益となった。

 四半期の営業利益は過去最高の109億円。

 ソフト面では,欧米では発売されたばかりで日本では12月に発売された「ライザのアトリエ2 -失われた伝承と秘密の妖精-」が第3四半期に22万本,「三国志XIV」が第3四半期に10万本となった。

 なお,11月には「ゼルダ無双 厄災の黙示録」がわずか数日で300万本の売上を記録した。