今年の北米でのPS5とXboxの販売台数は各150万台との予想

Baird Equity ResearchのColin Sebastian氏によると,次世代機への需要が強く,PS5がオークションサイトでわずかに高いプレミアム価格で売られているとのこと。

 今週,Xbox Series SとXのプレオーダーが開始され,業界関係者は,次世代機の発売に向けた消費者心理の早期比較を開始した。

 Baird Equity ResearchのアナリストであるColin Sebastian氏は,本日,eBayでの予約販売台数と価格動向を確認したうえで,PlayStation 5とXbox Seriesの両シリーズに対する需要は「堅調」であるとする投資家向けノートを発表した。

 「全体的に需要は引き続き堅調に推移し,両機種ともプレミアム版の販売構成は当社の予想に沿ったものとなっており,インタラクティブエンタテインメント分野に対する建設的な見方が継続していることを裏付けるものと考えています」とSebastian氏は述べている。

 Sebastian氏は,年末までにソニーとMicrosoftがそれぞれ150万台の次世代プラットフォームを北米で販売すると予想しているが,必ずしも同じ需要があるとは限らない。

 Sebastian氏によると,eBayでは3000台のPS5の予約確認分が販売されており,1台あたりの平均価格は700ドルで,各システムの希望小売価格の上に平均57%のプレミアムがついているとのことだ。

 Xboxに関しては,Series SとSeries Xが50%のプレミアムで販売されており,1000件以上のプレオーダーが確認されている。

 また,予約注文は,各ゲーム機のディスクを搭載した高価なバージョンに大きくウェイトが置かれているが,Sebastian氏は,これはソニーとMicrosoftが提供しているローンチミックスを反映している可能性があると指摘している。PS5のプレオーダーの約70%はディスク搭載版のもので,Series XはXboxのプレオーダーの95%を占めている(ただし,eBayに出品されているXboxのプレオーダーでは80%に留まっている)。

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