4月に入って，Googleのストリーミングサービスへの登録が開始以来最大の週となった。

　GoogleのプロモーションのおかげでStadiaがカンフル剤となって，ストリーミングサービスは全世界で100万回以上インストールされた。

　GamesIndustry.bizに提供されたSensor Towerのデータによると，Stadiaアプリのモバイルインストール回数が今月初めにこのマイルストーンを超えたことが明らかになった。

　このプロモーションは4月6日の週に導入されたものだが（関連英文記事），今週はユーザー確保でサービス最大の週となっており，iOSとAndroidの両方で全世界で22万5000台にインストールされている。

　Sensor Towerは，これは11月のStadiaのローンチ週に見られた15万インストールよりも50％高いことを指摘している。

　2か月間のトライアルが4月8日にライブになったあとに記録された1日平均の初回インストール数は326％と，それに至るまでの30日間でよりも高くなっている。

　時間が経てば，無料トライアルがより多くの有料購読者につながるかどうか，または2か月が終了したときに急なドロップオフがあるかどうかが分かる。

　現状では，Stadia Proに加入することがGoogleのゲームストリーミングサービスにアクセスする唯一の方法となっている。無料版であるStadia Baseはまだ準備中だが，今年の後半まではローンチされないだろう。

　無料版では，1080pの解像度に永久的に上限が設定される。Googleは，COVID-19パンデミック時のインターネットインフラへの負荷を軽減するために，Proアカウントにも一時的に同じ制限を課す作業を行っているとしている。