Unityは2021年まで物理的なイベントに参加しない

エンジン提供者は,「安全かつ適切」な場合にのみ,対面イベントを再検討する。

 Unityは,今年の残りの期間,カンファレンスやその他の物理的なイベントへの参加や主催を行わないことを発表した。

 同社は,COVID-19のパンデミックが進行中の中でのイベントに対するスタンスをブログ記事で明らかにしており(参考URL),以前,今年はUniteの物理的なカンファレンスを開催しないと発表していた。

 Unityは,サードパーティのイベントを後援することは可能だが,代表者を派遣するのは早くても2021年までだと述べている。

 Unityは,「安全かつ適切であると判断される場合にのみ」,Unityの対面イベントの開催を検討するという。

 これには,セールスホスピタリティミーティング,VIPディナー,ソートリーダーシップイベント,デベロッパの日などの小規模なイベントが含まれる。その代わりに,業界内の他の企業とつながるためにバーチャルミーティングを利用するという。

 「直接会ってのミーティングやイベント,体験に完全に代わるものはないことは分かっています」

 「デジタルダイレクトチャネルとエンゲージメントに焦点を当てることで,コミュニティをサポートし,業界のイベントや組織,顧客,コミュニティとの関係を構築し続けることができると確信しています」

 同社は,Unite 2020はデジタルのみのイベントで,現在9月下旬から10月上旬のどこかで開催される予定であることを改めて明かしている。

 Unityは,パンデミックに警戒を示している唯一の企業ではない。Microsoftは,2021年8月までは社内外のすべてのイベントを「デジタル優先」としており,今年は物理的なイベントを開催しないとしている(関連英文記事)。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら