Tsugi,プロシージャル効果音ツール第3弾「DSP Sci-Fi」発売

 2020年3月5日,Tsugiはプロシージャル効果音ツールDSPシリーズの第3弾として「DSP Sci-Fi」を発売した。

 同社はプロシージャルサウンドエンジン「Game Synth」などを発売しているが,DSPシリーズはそういったプロシージャルエンジンを用いつつ,特定のジャンルのサウンドに特化したインタフェースを備えた,簡易型の効果音作成ツールだ。Game Synthのようなミドルウェアとしてゲームに組み込むことはできない,サウンドファイルを生成する機能のみのツールだが,その分,価格は非常に安価になっている。
 汎用のプロシージャルエンジンと単なる効果音クリップの中間のような存在と考えていいだろう。希望するタイプの効果音に簡単にアクセスでき,しかも簡単に調整できる。
 DSPシリーズはアニメ向きの効果音用のもの,レトロゲーム向きのものがすでに発売されている(価格はいずれも税込み4900円)。今回のDSP Sci-FiはSF調の効果音サウンドに特化した構成となっている。製品情報ページでは,サンプルサウンドを聞くことが可能だ。

DSP Sci-Fi製品情報ページ

DSPシリーズ公式サイト