任天堂はJoy-Conコントローラの無料修理を提供していると伝えられる

内部メモは,購入証明や保証の確認は不要であることをサポートスタッフに助言している。

 Switchコントローラの「ドリフト」に関する広範な苦情を受けて,任天堂はJoy-Conコントローラに無償修理を提供していると伝えられている。

 Vice Waypointが入手した社内メモによると(参考URL),Joy-Conの修理を依頼する際に「購入の証明」や「保証のステータス」を尋ねられることはなく,それらの修理は「無料で」行われるという。

 また,任天堂は以前の修理で確認されたものをすべて返金するようにカスタマーサポートスタッフに助言している。

 この文書には,無料修理を提供する前にカスタマーサポートで通過しなければならないトラブルシューティングプロセスの概要が記載されている。また,任天堂に聞かれると思われる2つの質問に対する「想定回答」も含まれている(関連記事)。

 Waypointによると「今後のSwitch Lite版のハードウェアでも問題が発生するかどうか? に対しては( ハードウェアが設計どおりに動作することを期待しています),集団訴訟でどうなるのか? については(この件についてお話しできることはありません)」だそうだ。

 任天堂は,「ドリフト」と広く呼ばれているSwitchコントローラの欠陥に関する集団訴訟に直面している。しかし,メモの内容にもかかわらず,同社はハードウェアのいかなる欠陥についても直接言及してはいない。

 コメントを求めると,任天堂は,集団訴訟されたときに出された声明だけを提示した。

 「任天堂では,我々は高品質の製品を生み出すことに大きな誇りを持っています。そして我々は継続的にそれらに改良を加えています。我々はJoy-Conコントローラの中には正しく応答しないものがあるという最近の報告を聞いています」

 「我々は消費者がNintendo Switchで楽しんでほしいと願っています,そして何かがこの目標に及ばないなら,我々がサポートできるように,いつもhttp://support.nintendo.comを訪問することを勧めています」

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら