Microsoft「四半期で過去最高のゲーム売り上げ」を記録

ハード売り上げは落ち込んだものの,ソフトウェアとサービスは,Xboxに42億3000万ドルの売り上げをもたらした。

 Microsoftのゲーム売り上げは第2四半期比で8%増加した。CEOであるSatya Nadella氏は,「会社の歴史の中で,過去最高のゲーム売り上げ」だと宣言した。

 2018年12月31日に終了した3か月間で,Microsoftは2.23億ドル(約4597億円)―前年比8%アップ―の売り上げをゲームビジネスで上げていた。

 しかし,この業績改善はハードウェア売り上げに由来するものではない。ハードウェア売り上げは実際,Xbox One Xの発売があった前年同期と比較すると19%落ち込んでいる。 

 代わりにMicrosoftはソフトウェアとサービスで強みを見せている。サードパーティ売り上げとGame Passの登録者,そしてXbox Liveユーザーのおかげで31%の売り上げ増となったのだ。投資家向けの説明会でMicrosoftのCEOを務めるNadella氏は,Xbox Liveの月間アクティブユーザー数が8%伸び,ゲーム機,PC,モバイルにわたって6400万人に達していることを追認した。

 Nadella氏によると,それには「現在までの最大のモバイルおよびPCユーザーが含まれます。Xbox Game PassサブスクリプションとMixerのエンゲージメントも市場最高値を記録しています」とのことだ。

 「我々のコンテンツコミュニティへの投資とあらゆる端末へのクラウドサービスは,ともにソフトウェアとサービスによってユーザーエンゲージメントの記録とユーザーごとの平均売り上げの四半期記録を更新しました」とNadella氏は語っている。

 さらにMicrosoftは第2四半期にObsidian EntertainmentとinXile Entertainmentの2つの開発スタジオを買収している(関連英文記事)。現在では,13の内部スタジオを抱えており,「ファーストパーティのコンテンツ制作力」を6か月で倍増させている。

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