スマブラ新作は1208万本を販売。任天堂が2018年度第3四半期の決算を発表

 2019年1月31日,任天堂は,2019年3月期 第3四半期(2018年10月1日〜2018年12月31日)の決算を発表した。2018年12月に発売した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が,発売後1カ月足らずで1208万本もの売上げを記録したのに加えて,2018年11月発売の「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」および「ポケットモンスター Let's Go! イーブイ」が合わせて1000万本を売り上げるなど好調に推移。今四半期の売上高は前年同期比約26%増の約6084億円(※2018年度累計では約9973億円),営業利益は前年同期比約36%増の約1586億円(※同約2200億円)と,大幅な増収増益となっている。

 ハードウェアの売上げは,第3四半期だけでNintendo Switchの販売台数が全世界で約942万台(※2018年度累計では約1449万台)に達し,累計では約3227万台となった。ちなみに,任天堂の売上高に占めるハードウェアの割合は約60%。任天堂のゲーム専用機向けソフト売上高に占める任天堂タイトルの比率は84.6%となっている。
 また,ダウンロードタイトルや追加コンテンツ,Nintendo Switch Onlineの売上高などをまとめたデジタル売上高は,第3四半期だけで約450億円と,前年同期比で約122%もの増収を達成した。

 なお,2018年度通期の業績予想に修正はないとのことだが,2019年3月までの配信予定となっていたスマートフォン向けタイトル「マリオカート ツアー」の配信時期を2019年夏に延期することが発表されている。

任天堂の売上高および純利益の推移グラフ(※2018年度第3四半期まで)
スマブラ新作は1208万本を販売。任天堂が2018年度第3四半期の決算を発表

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