2018年12月7日，TSUKUMO（ツクモ）ブランドを展開するProject Whiteは，日本の液晶パネルメーカーであるジャパンディスプレイ（以下，JDI）のVR HMD「VRM-100」を，開発者限定で発売すると発表した。VRM-100は，JDIが開発したVR HMD向けの高精細液晶パネルを使用するVR HMDで，両眼合わせて2880×1600ドット，フレームレートは最大80Hzというスペックを有するのが特徴だ（関連記事）。
　価格は4万9800円（税込5万3784円）で，ツクモ法人営業部を通じて販売する。

VRM-100。ディスプレイ部分はスマートフォンサイズの独立した部品となっている

JDIのVRM-100製品情報ページ

ツクモ法人営業部 公式Webサイト

TSUKUMO(ツクモ)ブランドでパソコンおよびパソコン周辺機器を販売する株式会社Project White(本社:群馬県高崎市、代表取締役:後藤賢志)は、株式会社ジャパンディスプレイ(代表取締役会長 兼 CEO:東入來 信博)がVR専用に開発した液晶パネルを搭載した高精細VRヘッドマウントディスプレイ「VRM-100」を販売いたします。販売店では唯一の取り扱いとなります。

販売は、国内企業の開発者様向け限定となります。

製品情報
製品：VRM-100 Development Kit
販売価格：49,800円 (税別)
販売窓口：各地区のツクモ法人営業所 (https://houjin.tsukumo.co.jp/)

製品スペック

型名	VRM-100
ディスプレイ	VR専用高精細液晶ディスプレイ
解像度	2880×RGB×1600(615ppi)
リフレッシュレート	80Hz (60Hz) 自動切り替え
PC側接続インターフェース	HDMI及びUSB 3.0接続
センサー	ジャイロ及び地磁気センサー搭載(3-DoF)
音声	ステレオサウンド出力端子
外形寸法	175 × 98 × 116mm
重量	336g (ケーブル含まず)
PC推奨環境	OS : Windows 10 GPU : NVIDIA GeForce GTX1060以上/AMD Radeon RX580以上
開発環境	Unity用OpenVRのドライバを提供予定
製品構成	VRモニターユニット、専用ケーブル、VRゴーグル