PSVRの設計者Richard Marks氏,Googleのアドバンストテクノロジー部門に

Marks氏は20年近く実験的プロジェクトに携わったソニーを去る。

 ソニーでのほぼ20年を経て,PlayStation VRの設計者であるRichard Marks氏はGoogleのゲーム機部門に参加した。

 Marks氏は1999年にPlayStationのMagic Lab部門に参加し,そこでPlayStation MoveやEyeToyといった実験的なプロジェクトに携わった。

 ソニー出身者としてはGoogleで2番めに高い地位に就いているかつての同僚Phil Harrison氏と合流し,Marks氏の新しい役職は巨大ハイテク企業の謎のAdvanced Technology and Projects(ATAP)部門でのものとなるようだ。

 Harrison氏は今年初めにGoogleの副社長とゼネラルマネージャーに指名されているが,TwitterでMarks氏の新しい役職を歓迎している。

 噂以外でも,「Yeti」とコードネームのつけられたストリーミングゲーム機が報告されているが,Googleが何に取り組んでいるのかはほとんど知られていない。

 「ATAPは,科学とアプリケーションの融合するところで,我々の目標は重要な問題の解決と仮説と現実のギャップを縮めることにあります」とGoogleの広報はVentureBeatに語っている。

 「我々はRichardがシニアチームに参加してくれてとても感激しており,彼の活躍を楽しみにしています」

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