Niantic,Pokemon Goプレイヤーの力を借りて世界中のARマップ構築を予定

「我々はプレイヤーに自分たちが遊びたいゲームボードを構築してほしいと思っています」とCEOは語った。

 Pokemon Goプレイヤーの力を借りて開発会社のNianticはデジタルマップ業界でのリーダーの地位を確立したいと願っているとCEOのJohn Hanke氏は明かした。

 Reutersのインタビューで(参考URL),Hanke氏はNianticがどのようにしてPokemon Goのデータを使った世界規模の3D ARマップを構築する予定なのかを詳しく語った。

 「我々はプレイヤーに自分たちが遊びたいゲームボードを構築してほしいと思っています」とHanke氏は語った。氏は過去にGoogle MapとGoogle Streat Viewの両方の仕事をしていたことがある。

 今年3月に発表されたGoogle Map APIと同様(関連英文記事),Nianticの努力は,携帯電話のカメラを使ってデータを集めるだろう。そして最終的にデベロッパはARを使って現実世界のオブジェクトの上に新しいテクスチャーを据え付けることができるようになるだろう。

 Hanke氏は,マッピングがいつ始まるのか,あるいはNianticのゲームにその技術がどれくらい正確に実装されるのかについて明かすことは拒否した。しかしながら,氏はNianticはサードパーティのデベロッパにARマップの使用を許諾すると付け加えた。

 Nianticの仕事の一部として,同社は今年初めに「デジタルと物質世界の交点」を探るARデベロッパEscher Realityを買収している(関連英文記事)。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら