最新のSteam調査によるとOculus RiftとHTC Viveのシェアは同等に

Oculus Riftは8月以降,8.3%差を詰めた。

 2017年8月以降,HTC Viveは5.3%のマーケットシェアを失った。Steamによる最新のハードウェア&ソフトウェア調査によると(参考URL),Oculus Riftと同じ条件でこの結果となっている。

 調査結果によると,(※VRヘッドセット所有者のうち)46.98%がHTC Viveを所有しているのに対し,Oculus Riftは46.09%だった。Windows Mixed Realityは5.1%,Oculus Rift DK2が1.78%となっている。

 この数か月間,ViveはRiftに対してシェアを失っている。昨年の8月からRiftは8.3%差を詰めてきており(関連英文記事),現在では両者の差は1%未満となっている。

 加えて集計全体の0.4%がOculus RiftかHTC Viveのいずれかを所有していると答えており,これは前月比で0.18%上昇している。

 最近のRiftの成長に貢献している要因はいくつかある。しかし,Viveより200ポンド安い価格は重要な役割を果たしていると思われる。永続的な価格引下げが行われ,Riftは現在399ボンドで販売されている(※日本向けは送料込み5万円)。それに対し,Viveの価格は599ポンド(※日本向けは8万4110円)である。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら