【PR】コロプラのゲームプランナーアルバイト採用セミナー&選考会,PMうがぴよ氏に聞くその狙い

 コロプラは,2017年8月30日に,ゲームプランナーの「アルバイト採用セミナー&選考会」参考URL)を開催する。ゲームプランナーをアルバイトとして募集するという,同社としては初の試みに関し,「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のプロジェクトマネージャーであるうがぴよ氏にその狙いなどを聞いてみた。

※本記事と同様のセミナーが9月14日にも開催されます。詳しくは下記のリンクへ

コロプラ:アルバイト採用セミナー&選考会 詳細ページ


新たなステージへ進むために,プランナーを積極的に採用


――本日はよろしくお願いします。今回コロプラではプランナーを積極採用されるということですが,その理由を教えてください。

うがぴよ氏:
 ここ数年の経験からプランナー職の大切さを痛感したことが理由ですね。コロプラは「コロニーな生活」をはじめとするフィーチャーフォン向けゲームサービスの運用経験は豊富でしたが,私が入社したのは「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(以下 黒ウィズ)」をリリースした頃であり,当時の所属部署ではオンラインゲームの運用についてまったくノウハウがない状態からのスタートでした。試行錯誤しながらもプレイヤーの皆様に支えていただきながら運用を続け,今年,「黒ウィズ」は4周年,「白猫プロジェクト(以下 白猫)」は3周年を迎えることができました。今後,「黒ウィズ」「白猫」を5年,10年と長く続くタイトルにし,新作も作り続けていきたいので,体制を含めてますます強化したいと考えています。そのため「面白いものを作りたい」「新しいものを届けたい」というプランナーにどんどん仲間になっていただきたいんです。

――プランナー職をアルバイトで採用するという取り組みを始めたのはなぜですか?

うがぴよ氏:
 これまで同様,正社員や契約社員の採用は積極的に行っていますが,新しい採用形式を用意させていただき間口を広げてきたいと考えています。会社として「黒ウィズ」「白猫」の経験を通してオンラインゲームの運用サイクルのノウハウが蓄積され,新たな人を指導する体制が整ってきたことから,今まではご縁を作れなかった業界経験が浅いゲームプランナーの方,未経験の方でもゲームプランナーを志す熱い想いを持った方であれば,一緒にゲーム作りをしていきたいという想いでアルバイト採用を開始することにしました。


本人の適性によってキャリアパスもさまざま。型にはまらないプランナーに


――コロプラにおけるプランナーアルバイトの仕事を具体的に教えていただけますか?

うがぴよ氏:
 「黒ウィズ」「白猫」のプランナーはイベントを考案し,制作に当たってグラフィックスやライター,エンジニアなど各セクションとの折衝をしています。これに加えてデータやスクリプトの制作といった業務も含まれますが,企画発案からプレイヤーの皆様の目に触れるまでを手がける重要な役割といえます。
 今回のプランナーアルバイト採用では,経験に合わせてスタートしてもらうことを考えています。

――それはやりがいがありそうですね。

うがぴよ氏:
 最初は運営中のゲームを担当してもらう予定ですが,小規模のイベントから手がけていき,仕事を理解していただいてから大規模なものをお願いする形になるかと思います。まずはデータやスクリプトの作成から始まり,ゲームバランスの調整などを行います。そして,ランクアップするとイベントを一つ制作し,さらには世界観やキャラクター作りに携わる……というキャリアパスになるのではないでしょうか。

――データ作成というのは具体的にどんな仕事なんでしょうか。

うがぴよ氏:
 イベントの中にはステージがあり,ステージの中にはモンスターが配置されていて,モンスターやイベント報酬がパラメータから構成されているのはご存じの通りです。こうしたデータそのものや,これをサーバーに上げるためのSQLを作っていきます。

――では,コロプラにプランナーとして務めればどんなスキルが身につきますか?

うがぴよ氏:
 イベントを最後まで手がけることで,Excelの使い方やサーバー・SQLの知識,そしてゲームバランスを整えるバランサーとしての知見など,相当なスキルセットを身につけられると思います。

――ツールの使い方から,プランナーとしての考え方までが身につくわけですね。では,コロプラで経験を積むとどんなプランナーになれるのでしょうか。

うがぴよ氏:
 どんなプランナーになるかは関わるプロジェクトとご本人次第ですね。アクションゲームの「白猫」だとシステム的に難度が少々高いので,エンジニア寄りのスキルセットが身につくでしょうし,大規模な開発になりますので大人数のチームを率いるリーダーとしてのキャリアパスもあるでしょう。また,ゲームバランスを整える職人や,キャラクター作りに携わるデザイナー寄りのプランナーという道もあると思います。コロプラでのアルバイト経験が,今後ご自身のプランナーとしてのキャリアに活きてくることもあると思います。

――コロプラで一口に「プランナー」といっても,その業務は人によってさまざまということでしょうか。

うがぴよ氏:
 そうですね。人によって全然違います。キャラクター造形やシナリオなど世界観構築に強いプランナー,システム寄りのプランナーがいるかと思えば,僕のように普段はデザイナー班の近くにいてデザイン面までかなりこだわるプランナーがいたりもします。


「ゲームを遊ぶことは,教科書を読むようなもの」求めるのはゲームを愛し,コミュニケーション能力に長けた人材


――今回のアルバイト採用ですが,どんな人に来てほしいですか?

うがぴよ氏:
 熱い想いを持ち,成長していきたいと本気で考えている方に来ていただきたいです。
 「黒ウィズ」「白猫」をはじめ本気で面白いゲームを届けたいと思っているチームメンバーと仕事をしてもらうことになりますし,一緒に成長していきたいと考えています。何が一番大切かと言われると,ゲームが好きだということですね。あとはいろいろな人に関わりますので,コミュニケーションをシッカリ取れる方ならなお良いですね。もう一つ付け加えるなら「素直な人」でしょうか。素直というのは上司なり同僚から指摘があった場合,拒否して成長の機会を逸するのではなく,素直に受け入れて変わっていく人ということです。そうでないとどんな時代にもプレイヤーの皆様に喜んでもらえるゲームを作れないですからね。

――応募するにはどんなスキルを持っていることが望ましいですか。

うがぴよ氏:
 ゲームをたくさん遊んできた方がいいですね。たくさんのゲームを知っていないと新しいものは生み出せません。ゲーム知識のライブラリを溜め込むことは非常に大切だと考えています。ツールとしてのスキルでいうと基本的にはExcelでの作業になりますので,関数にある程度知見を持っていることが望ましいです。また,データをサーバーに上げる際にSQLを触ることもあるので,こうした知識があればなお良しですね。

――コロプラで展開しているゲームの知識はあったほうがいいですか?

うがぴよ氏:
 もちろんです。僕自身もゲーマーだったりしますし,ゲーマーはむしろ大歓迎ですね。プランナーを仕事にするからには,ゲームを遊ぶことは教科書を読むようなものですので。例えば「黒ウィズ」はサービスから4年経ってかなり複雑になっているので,改めて勉強するよりは,すでに実際にゲームで遊んでいる方のほうが業務にすんなり入れるかと思います。


「雑務」ではなく,「業務」を。そして,成長したい人にチャンスを


――アルバイト採用されたプランナーはまずイベント作成の業務に携わるということですが,一つのイベントができあがるまでにはどれくらいの時間がかかりますか?

うがぴよ氏:
 イベントの規模感によって全然違いますね。周年イベントなどの大きなものだと3〜4か月。定期的に行うイベントは2か月ほど。中には「遊びが足りない」となったときに急遽作成されるイベントなどもありますので,こちらは1週間くらい。ちょっとしたキャンペーンだと2〜3日で作ってしまうこともあります。

――まずはどの規模のイベントに配属されるのでしょうか。

うがぴよ氏:
 まずは最も小規模な2〜3日クラスのところで慣れていただきます。どれくらいでランクアップできるかはご本人次第というところです。例えば「白猫」をずっとプレイされていた方などは,その経験を活かして「この報酬って……」などと,社員と話し合っていたりしますし。

――企画の内容についてアルバイトが社員とバリバリ話し合うというのもなかなか珍しい光景ですね。コロプラは風通しのいい会社なんでしょうか?

うがぴよ氏:
 はい。風通しはいいと思います。プレイヤー目線からの意見というのは社員やアルバイトといった立場に関係なく出せる文化がありますね。今回のアルバイト採用も,データの打ち込みなど雑務だけをやるのではなく,ゲームの運用サイクルにガッチリと関わってもらうものです。成長したい方にとってはチャンスの多い会社ですね。

――では,配属されるプロジェクトはどのようにして決まるのでしょうか。

うがぴよ氏:
 単にツールに数字を入力するだけで済むような仕事ではないので,面接でこれまでの経験や趣味を聞き,ご本人の適性と合わせて判断する形になります。

――アルバイトという雇用形態にはなりますが,座組自体は社員や契約社員を採用するのと同じように見えますね。

うがぴよ氏:
 そうですね。能力次第では次のステップへの登用という可能性もあります。


新しいものに挑戦する文化のもと,クリエイティブに仕事を進める


――コロプラにおけるゲーム作りにはどんな特徴がありますか?

うがぴよ氏:
 弊社には「新しいものを作ろう」という文化があり,新作はもちろんですが,ゲームの運用にもこうした考え方が表れていて,「同じことを3回繰り返すな」という雰囲気がありますね。いい意味でも悪い意味でも,新しい要素をしっかりと入れていく。「黒ウィズ」でも「1イベントに一つ新しいことにチャレンジしたい」と考えていますし。

――なるほど。スマートフォンゲームの事業をメインにしている会社には珍しくVRにチャレンジしていたりと,普段からの取り組みにも社風が現れていますね。

うがぴよ氏:
 オンラインゲームを運営している会社ではあるんですが,ルーチンワーク感はないですね。社長の馬場(功淳氏)は「エンターテインメントというのは心を揺さぶるものだ」と言っていますので,こうした考え方を出せるものを作っていきたいです。「黒ウィズ」「白猫」では,キャラクターを深彫りするためにシナリオやカットシーン,ムービーを作り,必要であればPVや歌を入れたり……といった形でこうした点へのこだわりを貫いてきました。

――では,セミナーの参加希望者にメッセージをお願いします。

うがぴよ氏:
 開発現場に直接配属される形になるので,刺激のあるいい経験になると思います。どのタイトルでも,作業者としての枠を越えてゲーム開発者として働くことになるので,楽しみにしていただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。

 今回,コロプラがプランナーを登用する座組は,我々が「アルバイト」という言葉から受ける印象とは大きく異なるものだった。面接を経て適性が判断され,自分の能力を伸ばす形でプランナーとしての経験を積んでいけるということで,プランナーを目指す人,キャリアアップを考えている人は,まずはセミナーに参加してみてはいかがだろうか。


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