アスク,Quadro×4枚で4台のVR HMDを同時運用できるVRシステム用コンピュータの取り扱いを開始

アスク,Quadro×4枚で4台のVR HMDを同時運用できるVRシステム用コンピュータの取り扱いを開始
 2017年7月13日,アスクは,VR対応のワークステーション向けグラフィックスカードであるQuadroシリーズを4枚装着して,4台までのVRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)を同時に運用できるというVRシステム向けコンピュータ「AHN-VR4」の取り扱い開始を発表した。販売代理店想定売価は500万円程度からとなっている。
 搭載可能なグラフィックスカードは,Pascal世代のGPUを搭載し,VR対応を謳う「Quadro GP100」と「Quadro P6000」,「Quadro P5000」および「Quadro P4000」とのこと。対応するVR HMDは,HTC「Vive」の商用利用向け製品「Vive Business Edition」だ。

 ベース構成の場合,筐体には,Supermicro製のラックマウントサーバーを使用し,CPUにはBroadwell-EP世代の「Xeon E5-2600 v4」を2基搭載。メインメモリ容量は32GB×8,ストレージは容量256GBのSSD×5台となっている。

AHN-VR4の筐体前面(左)と背面(右)
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アスクのVR向け製品情報ページ


#### 以下,リリースより ####

アスク、1台のPCで4台のVRヘッドマウントディスプレイを運用できる
マルチユーザーVRシステム「AHN-VR4」を取り扱い開始

 株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、1台のPCで4台のVRヘッドマウントディスプレイの運用に対応するマルチユーザーVRシステム「AHN-VR4」の取り扱いを開始いたします。

 「AHN-VR4」は、Pascalアーキテクチャを採用するQuadroグラフィックボードを4基装備したマルチユーザー向けのVRシステムとなり、弊社取り扱い製品であるVIVEビジネスエディションを、最大4台まで独立した運用を実現できるほか、同じく弊社取り扱い製品であるCAVRNUS社製のVR向けコラボレーションツール「CAVRNUS」を用いることで、最大4人まで同じVR空間を共有することができ、スライドショーやドキュメントファイルなどの共有をはじめ、3Dモデルの配置・確認といった直感的な操作を仮想体験することができる、革新的な仮想コラボレーションソリューションを提供します。

 本製品の筐体に、Supermicro社製のSuperServerを採用するほか、Intel Xeon E5-2600 v4シリーズプロセッサ×2、32GB DDR4 ECCメモリ×8、256GB SSD×5、USB 3.0拡張ボード×4をベース構成としており、採用するグラフィックボードを含め、お客様の用途に応じたカスタマイズもご相談いただけます。マルチユーザー向けのVRシステムをお探しのお客さまはぜひ弊社までお問い合わせください。


◆製品の詳細について
ニュースリリースURL:https://www.ask-corp.jp/news/2017/07/ask-ahn-vr4.html

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