バンナムのVRプロジェクトがCRIのサウンドミドルウェア「ADX2」を採用

ADX2
配信元 CRI・ミドルウェア 配信日 2016/04/20

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


CRI、バンダイナムコエンターテインメントの VRプロジェクトに採用
CRIWARE のサウンド技術で VR の臨場感を強力にサポート

 音声・映像のミドルウェアブランドCRIWARE(シーアールアイウェア)を展開す る株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、以下CRI)は、株式会社バンダイナムコエンターテインメントが 2016 年 3 月に始動を発表した、VR技術でエンターテインメントの未体験領域を開拓するプロジェクト「Project i Can」に、サウンド演出の制作を可能にするCRIの統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX潤・2(以下、 ADX2) 」が採用されたことをお知らせいたします。
 「Project i Can」の VR アクティビティは、 2016 年 4 月 15 日(金)から東京・台場にオープンする VRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」で公開されます。
「Project i Can」は、 VR をはじめとした最新の技術と体感マシン開発技術をかけあわせて、 「やりたい!けど実際はムリ」という「夢・好奇心」をホンモノの体験として実現し、新しいエンターテインメントの提供を目指すプロジェクトです。
CRIは、 「Project i Can」の VR アクティビティ「VR 鉄道運転室『トレインマイスター』」において、プロジェクトがこだわった「のみこまれる運転臨場感」の追究を、サウンド技術でサポートしました。

VR 鉄道運転室「トレインマイスター」
−もはやこれは本物だ−
のみこまれる運転臨場感
JR 山手線の運転士として本物さながらの運転業務を体験。
所要時間: 9 分(VR ゴーグル装着時間を含む)
料 金: 651 バナコイン(700 円)

 走行音などの電車の音は、電車のスピードによって再生間隔や音量が変化します。 ADX2 では、このようなスピードや距離に応じたサウンドの変化やドップラー効果などを、ツール上でデザインすることが可能です。また、開発中のサウンドでも実機やコンテンツ上でプレビューしながら調整できるため、細かな調整が必要な VR サウンド演出の制作が効率よく行えます。
「トレインマイスター」は 2016 年 4 月 15 日(金)より VR エンターテインメント研究施設「VR ZONEProject i Can」で体験が可能となります。

■「VR ZONE Project i Can」
開催期間 : 2016 年 4 月 15 日 (金)~10 月中旬
場 所 :東京都江東区青海 1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ3 F
利用方法 :予約制 ※予約方法等詳細は下記公式ホームページをご参照ください。
公式ホームページ : http://www.project-ican.com

■ CRIの高圧縮・高音質な統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX2」
クロスプラットフォーム開発に対応した、ゲーム開発向けの統合型サウンドミドルウェアです。高機能かつ操作性の高いサウンドオーサリングツールと、高圧縮・高音質・低負荷で扱いやすいコーデックを備えており、制作、再生、デバッグと、サウンド制作を上流から下流までカバーします。 VR 向けサウンド制作では、聴覚に違和感のない音を作り出すために必要な、細かなサウンド調整と作り込みを実現し、よりリアルな仮想空間の演出を可能にします。

ADX2製品情報ページ