Google,Daydreamを終了へ

GoogleはView VRヘッドセットホルダーの販売を停止した。開発者と消費者による利用の減少と受け入れられなかったことを理由に挙げている。

 Daydreamは終了する。Varietyは昨日、GoogleにモバイルVRプラットフォームをサポートしなくなることを確認した(参考URL)。

 「スマートフォンVRには多くの可能性がありました。どこにでも持ち運べるスマートフォンを使用すれば、没入型の外出先体験を強化できるようになります」とGoogleの担当者はVarietyに語った。 「しかし、時間が経つにつれて、スマートフォンVRが長期的な実行可能なソリューションであることを制約する明確な制限に気付きました。最大のものは、人々に自分の電話をヘッドセットに入れて、これまで1日中使用していたアプリへのアクセスをやめるように頼むことは、大きな摩擦を引き起こすことです」

 この確認は、Googleが火曜日に新しいPixel 4端末をDaydreamのサポート抜きで発表したあとにもたらされた。同社は、既存のユーザー向けにはDaydreamをサポートすると述べたが、Daydream Viewヘッドセットの販売は終了する予定だ。

 Daydream Viewの商業的寿命は3年弱で、最初は2016年11月に発売された。

 「我々が望んでいた広範な消費者や開発者での採用はありませんでした。我々はDaydream Viewヘッドセットの使用が時間とともに減少するのを見てきました」と担当者は語る。

 Googleの動きはまったく予想外ではない。GoogleのAugmented and Virtual Reality担当VPのClay Bavor氏は、今年の初めに,サービスとVRが本当に役立つと感じる明るい場所」に集中するために、VRハードウェアから離れつつあると述べていた(関連英文記事)。しかし、Bavor氏は,一緒にガチャガチャして魅力的な体験をするために必要なレゴブロック」を構築するためGoogleは新しいVRヘッドセットの「徹底的な研究開発」を続けていると付け加えている。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら