Microsoft,Xbox用の罵倒フィルタを導入

プラットフォームホルダーは,今年後半に4つのレベルのフィルタをすべてのXboxデバイスとアプリに展開する。

 Microsoftは,Xboxユーザーが罵倒,侮辱,およびその他の下品な言葉を隠すことができる新しいテキストフィルタシステムを実装した。

 新しいシステムは,本日Xbox Insidersに導入され,年末までにすべてのユーザーに対して有効になる。これはXbox One本体だけでなく,モバイルアプリとWindows 10のXboxゲームバーおよびXboxアプリにも適用される。

 フィルタは,最初はテキストメッセージのみに適用されるが,ユーザープロファイル,クラブ,アクティビティフィード,LFG掲示板を含むように時間とともに拡大する予定だ。

 フィルタリングには,Friendly,Medium,Mature,Unfilteredの4つのレベルがある。プライベートメッセージやメッセージリクエストなど,さまざまな通信形式に対してさまざまなレベルをアクティブ化できる。その目的は,Xboxユーザーがほかのユーザーと友達と通信する方法をカスタマイズできるようにすることだ。

 Friendlyでは,Xboxの行動規範に違反する恐れのある言葉または何かを含むメッセージは,プレースホルダーテキスト(潜在的に不快なメッセージを非表示)に置き換えられ,ユーザーは,表示するかどうかを選択できる。

 一方,Mediumは,若干の単語を許可するが,穏やかにそれらを検出する。たとえば,「shit」は「sh * t」になる。この設定は,いじめとして識別されるより厳しい単語またはフレーズを引き続き非表示にする。

 もちろん,親は子供のアカウントの設定を管理可能だ。デフォルトでは,すべてが最高レベルのフィルタリングであるFriendlyに設定され,非表示のコンテンツを表示する機能は子供とティーンの両方のアカウントでオフに設定される。

 詳細については,Xbox Wireを確認しよう(参考URL)。プラットフォームホルダーは,テキストフィルタが単なる保護の1つの形態であることを思い出させてくれるだろう。フィルタが設定されている場合でも,違反を引き起こすメッセージは,Xbox Enforcementに報告が可能だ。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら