Epic Games Store,今年中にAndroidでもローンチ予定

同社はiOSでのローンチも目論んでいる模様だが,Appleのポリシーと「明らかに対立」する。

 Epic Games Storeローンチの興奮も覚めやらぬなか,多くの人に見過ごされていたかもしれない小さなニュースは,ストアは今年Androidにも登場させるというTim Sweeney氏の主張だ。

 昨年12月に行われた Game Informerとのインタビュー(関連海外記事)で同社の創設者Tim Sweeney氏は,Epic Gamesのゲーム機でのストアサポートに無過信であることと同時にモバイルへの野心を語ってた。

 「Epic Games StoreはPCとMacで2018年にローンチしました。Androidは2019年後半です」と氏は語っている。「我々は1OSも2019年にローンチしたいのですが,しかしながら,これは明確にAppleのポリシーに対立するのです。我々は,PCやスマートフォン,タブレットといった,すべての汎用コンピューティングデバイスでストア間の競争がオープンになっているべきだと信じています」

 「ソフトウェアの収益によって,ハードウェアのコストが補填されていることの多い家庭用ゲーム機はまた違った市場です。Epicは家庭用ゲーム機ではストアを運営することはありません。しかし,エンジンメーカーとして,我々はクロスプラットフォームでの相互運用のためにできることはなんでもやっていきます」

 GamesIndustry.bizはこれがなにを伴うものなのか明らかにするためにEpic Gamesにコンタクトを取った。しかしEpicは,Android計画の詳細を提供するには時期尚早であるとして回答を拒絶した。

 しかしながら,文脈を読むと,PCやMacと並べて表記されているように,そしてほかのモバイルストア(Google Playなど)の競争相手とされているように,AndroidでのEpic Game Storeは単にFortniteを売るだけのものではなさそうだ。Google Playについては,昨年のFortniteローンチの際にEpicはとくに避けていた。

 PCのEpic Games StoreではすでにインタビューでSweeney氏が述べていたような競争が繰り広げられている。今日早くにはAAAパブリッシャであるUbisoftを口説き落としており,The Division 2と追加のタイトル群はEpic Games Storeエクスクルーシブとなるという(関連英文記事)。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら