グリー,千葉大学と共同で小学生向け家庭科学習ゲームを配信

グリー,千葉大学と共同で小学生向け家庭科学習ゲームを配信
 2017年7月5日,グリーは千葉大学と共同で制作した家庭科学習アプリ「SHOW TIME!!」の配信を開始した。対応機種はiOS 7.0以上の端末で,基本プレイ無料となっている。

 このアプリは,家庭科(被服)の学習用として作成されたもので,衣類に関するクイズ形式で進められ,問題に正解することでアバターに着用できるアイテムが増えていくといった仕様となっている。出来上がったコーディネートをクラスで共有し,「いいね」などの評価を行うこともできる。
 もともと,生徒の協働作業を促すためのゲームを作るというテーマで行われたハッカソンでの最優秀作品だったという。グリーでは,今後もゲームを通じた学びを提供する取り組みを行っていくとのこと。

グリー、千葉大学との共同授業で制作した小学生向け家庭科学習ゲーム「SHOW TIME!!」を配信開始

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、千葉大学教育学部藤川大祐教授との共同授業を通じて企画・開発した小学生向け家庭科学習ゲームアプリ「SHOW TIME!!」を7月5日(水)より配信開始したことをお知らせします。

2017年1月に実施した実証授業での集合写真
グリー,千葉大学と共同で小学生向け家庭科学習ゲームを配信

千葉大学との共同授業について

グリーは、主力事業であるゲームの可能性を活用した社会貢献活動の一つとして、2013年より千葉大学教育学部藤川大祐教授と共同授業をプロデュースしています。
この授業ではアイデアソンでの企画、ハッカソンでの学習アプリの制作、制作した学習アプリを使った小学校での実証研究授業を通じて、ゲームの力を応用した教育を理解しその知識を生かせる人材を育成することを目的としています。

グリー×教育 千葉大学共同授業 プロジェクトレポート 2016

小学校では、授業進行において、児童の能力差による弊害が起きていると言われています。授業の内容・進行を一定レベルに合わせるため、効果的かつ公平な学習につながらない恐れがあります。
2016年度の共同授業では、そうした学習現場における課題の解決につながるような「能力差があるチームにおける協働作業を促す社会科・家庭科のアプリ」をテーマに、アイデアソン、ハッカソンを通じて、千葉大学の学生とグリーグループのエンジニアが共同で4つの学習ゲームを制作しました。 2016年12月に実施されたハッカソンでは、「協働性」「ゲーム性」「学習効果」など5つの軸で教員およびグリーの役員が評価を行い、最も点数が高く、大賞を受賞した作品が、今回配信を開始した「SHOW TIME!!」です。


「SHOW TIME!!」とは

小学校6年生の家庭科、被服分野の知識獲得と多様な価値観の受容が狙いの学習ゲームアプリです。 2人で1つの端末を使い、協力して被服にまつわるクイズを解き、衣類をアバターに着用させるゲームです。クイズの正答率が高いと選択可能な服の数が増え、コーディネートの幅が広がります。出来上がったコーディネートはクラス内で共有でき、 児童同士でお互いのコーディネートについて「いいね!」などのリアクションを行って、互いの価値観の共有や意見交換をすることも可能です。


「SHOW TIME!!」イメージ画像
グリー,千葉大学と共同で小学生向け家庭科学習ゲームを配信
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「SHOW TIME!!」概要

タイトル SHOW TIME!!
カテゴリ 小学生向け家庭科(被服)の学習ゲーム
サービス開始日 2017年7月5日(水)
対応機種 iOS 7.0以上

※ 推奨端末/バージョン以外は、サポート、補償等の対象外となります。
※ アプリケーションのダウンロードには別途通信料が必要です。

[QRコード]
アクセス方法  [URL]https://itunes.apple.com/jp/app/show-time/id1250022560

プレイ料金 基本プレイ無料

対応言語 日本語

著作権表記
 (c) GREE, Inc.
 (c) 千葉大学教育学部授業実践開発研究室
グリーは、今後も「ゲーム×学び」をテーマとしたCSR活動の中で、ゲームを通じた学びを皆さまに提供できるよう、さまざまな取り組みを行っていきます。