Nintendo Switch,北米で3月に本体90万6000台,Switch版ゼルダ92万5000本を販売(あれ?)

NPDは,北米で3月に90万6000台が販売され,ゼルダも同様な記録破りとなっていると報告した。

 1か月前,任天堂は全世界で150万台のSwitchを販売したと推定されていた(関連記事)。現在,Nintendo of Americaに引用されたNPDのデータのおかげで,マリオの実家は公式にNintendo Switchが「ローンチ月間に任天堂史上,どのゲーム機よりも速く」販売されたと明らかにした。NoAは90万6000台のSwitch本体を3月に販売したと語り,このマイルストーンが「ゲーム機にとっては常識破りのローンチ月」に達成されたことが強調されていた。

 任天堂は全世界での販売数をまだ提供していないものの,同社は4月27日に発表される決算短信に記載することを約束している。さらに嬉しいことに,任天堂は「The Legend of Zelda: Breath of the Wild」がアメリカで130万本販売されたと発表した。92万5000本がSwitchで46万本がWii Uだ。面白いことに,これはゼルダはSwitch本体よりもたくさん売れていることを意味しており,併買率が100%を超えるという前代未聞の事態を引き起こしている。「これはコレクションとして限定版を買い,プレイ用に通常版を買った人に起因しいているかもしれません」とNoAは示唆している。NoAは,Breath of the Wildは同社史上最速で売れたローンチタイトルであり,ゼルダシリーズの中でも最速であることを確認した。

 Switchはいまだ高い需要が続いており,任天堂にとってつらい時期が続いている。同社は本日,「システムを購入したいという人すべてが1台は購入できるように作業をしており,さらに多くのシステムが継続的に出荷される」ことを約束した。

 全世界の売上合計を知ることなく比較することは難しいが,かつてXbox Oneが18日間で200万台を販売し,ソニーがPlayStation 4を14日間で210万台販売したことは注目に値する。おそらくもっと興味深いのは任天堂による以前の記録破りなローンチ − Wiiは2016年の12月31日で終わる四半期に319万台を販売し,最終的に1億台を超える台数を売り続けたこととの比較になるだろう。

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