Overwatch Leagueは年間7億2000万ドルをもたらす

モルガン・スタンレーの調査員による最も強気なシナリオではe-Sportsの収入をWWE(プロレス)と同等,MLS(サッカー)より20%多い規模になるとしている。

 Blizzardは開催予定のOverwatch eSports leagueが財政的に持続可能なものになることを望んでいると発言しているが(参考英文記事),モルガン・スタンレーの新しい報告は,本当にまったく簡単に持続可能になりそうだと示唆している。Dot eSportsによると(参考URL),投資会社のOverwatch Leagueに関する報告書からは,さまざまなシナリオが想定可能で,ベストケースの事業の評価では年間7億2000万ドルをもたらすとしている。

 この数字はいくつかの要因に依存しており,そこにはActivision Blizzardがe-SportsでのESPNと同様に,子会社Major League Gamingを設立することも含まれる。加えて,同社の最も高い予測は現在計画されている16チームでの運営の代わりに32チームによるOverwatch Leagueが想定されている。一般的なe-Sportsのように増大した観客とマネタイズはOverwatch Leagueをメインストリームの事業にするだろう。

 もしe-Sportsがブレイクスルーを迎えるなら,モスガン・スタンレーはOverwatch Leagueは,男性ユーザーの至福の千年期に向けた広告,ライセンシング,そしてスポンサーシップから途方もない恩恵を受けるだろうと信じている。このシナリオではOverwatchの収益はちょうどWorld Wrestling Entertainmentと同じくらいになり,Major League Soccerより20%多くなる。しかしながら,うまくブレイクしなかった場合にも,モルガン・スタンレーはリーグは少なくとも2000万ドルをBlizzardにもたらし,もっと中庸な予測では1億ドルという数字を挙げている。

※本記事はGamesIndustry.bizとのライセンス契約のもとで翻訳されています(元記事はこちら