Facebook,AppleのデザインチーフをOculusのハードウェアヘッドとして雇用

Appleのコンシューマデスクトッププロダクト部門のチーフアーキテクトMichael Hillmanが退職。

 FacebookはAppleのプロダクトデザイン部門のベテランをOculus VRのハードウェア部門長として採用した。

 Michael Hillman氏は2000年3月にAppleに入社し,当初iMacのリードデザイナーを務めており,のちにiMacプロダクトデザインのマネージャーとなった。氏は,Appleに勤めた15年間のうち7年間は,コンシューマデスクトッププロダクト部門のチーフアーキテクトとして,LinkedInによると最後の4年間は社外秘のハードウェアプロジェクトに関わっていたという(参考URL)。

 Hillman氏は,ロボット企業Zooxに勤めたのちにOculusに参画している。Bloombergによると(参考URL),氏は,Fitbitから昨年5月にOculusにやってきたCOOのHans Hartmann氏の近くで働くことになるという(参考URL)。

 「我々は彼をハードウェア部門の長として迎え入れることに興奮しています」とOculusのスポークスマンはFotuneに語っている(参考URL)。「我々は世界クラスの開発チームを持っており,RiftとTouchの開発を主導してきました。そして我々は,VR技術の境界を押し広げ,次世代のコンシューマVRプロダクト構築のためにハードウェアへの投資を続けていきます」

 どんな尺度で言っても,これはOculusにとって重要な雇用であるが,もう一件の重要な雇用の直後に続くものとなっている。Facebookは1月に新たなVR部門全体の長としてHugo Barra氏を任命している。氏は中国企業Xiaomiでリードインターナチョナルエグゼクティブを務めていた人物だ。Facebookによると,Barra氏はまだ公式には同社での活動を開始していない。

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