日本でのNintendo Switch初期出荷のうち80%以上は予約分

調査会社メディアクリエイトのデータは,新型ゲーム機の登場時に手に入るのは5個のうち1個であることを示唆している。

 最新のデータによると,任天堂は日本での大量の事前予約のおかげで,Switchの出荷でちょっとしたトラブルに見舞われていることがうかがえる。

 メディアクリエイトの週間分析では,発売予定のゲーム機の事前予約日本でのが初期出荷の80%を超えたことが示唆されているとDual Shockersは伝えた(参考URL)。同サイトによると,すべての国の主要なリセラーにおけるオンライン予約は売り切れ状態であると記している。
 これは印象的な状況ではあるが,日本への割り当てが何台なのかがいまだ不透明な点には注意が必要だ。全世界での初期出荷は200万台が予定されていると伝えられており(関連英文記事),このうちのかなりの部分を任天堂の本国市場に回しても十分な量が確保されている。

 今月初めの全容公開以来,主に価格の高さ(日本で2万9880円,北米で299.99ドル,英国で279.99ポンド)でNintendo Switchに対する反応は二分されていた。Reggie Fils-Aime氏(Nintendo of America CEO)によると,ローンチタイトルである1-2-Switchを同梱することにしたため(日本に比べ)少し高くなったという。

 これについては発売までの1か月以上議論されるだろうが,新しい任天堂のデバイスの値段(比較的少ないローンチラインナップを含んだ)が消費者に発売前の投資を消極的にさせると予測するのは無理もないことだろう。
 Nintendo Switchは全世界で3月3日に発売される。Switchのローンチがうまくいくかについては業界の意見は分かれるだろうが,DFCは今後4年間に全世界で4000万台の売り上げを予測している。
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