ソニー2016年度第2四半期決算を発表,ゲーム部門はPS4価格改定の影響で減収減益

 ソニーは2016年度第2四半期の決算を発表した。2016年4月1日から9月30日までの連結業績は,売上高3兆3021億4700万円,営業利益10193900万円,純利益260億800万円となった。前年同期比で,それぞれ10.8%,44.9%,77.6%のマイナスとなっている。
 ゲーム&ネットワークサービス部門を見ると,PlayStation 4の価格改定などで売上高,利益ともに減少している。なお,ゲーム部門の為替差損は9億円となっている。
 詳しく見ると,ハードウェア売り上げが2978億円から2255億円に減少しているものの,ネットワーク売り上げは2173億円から2921億円と増加しており,ハードウェア売り上げを上回るようになってきている。一方で,パッケージソフトなどを含む「その他」は611億円から518億円に減少しており,ソフトウェア流通のネットワーク移行が進んでいることが推察される。

ソニー2016年度第2四半期決算を発表,ゲーム部門はPS4価格改定の影響で減収減益

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