地方開催の「CEDEC+」,第一弾は10月に福岡で

 2016年7月19日,コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は,日本最大のゲーム開発者会議「CEDEC」の地方版として「CEDEC+(セデックプラス)」を開催していくことを発表した。その第1弾として,今年10月に福岡で「CEDEC+KYUSHU 2016」の開催が予定されている。
 ご存じの方も多いだろうが,昨年福岡では「九州CEDEC」として,CEDECの地方版のようなイベントが開催されていた。これは在九州のゲーム会社が自主的にKYUSHU CEDEC 実行委員会を形成し,CESA共催という形で行われていたものだ。それが正式にCESAの主催によるイベントとなり,今後はほかの都市でも開催されることになったわけだ。
 CEDEC+KYUSHU 2016は,10月22日に開催される。会場は吸収CEDECと同じく,九州大学の大橋キャンパスだ。すでに受講申し込み受付も開始されているので,気になる人は公式サイトを見てみよう。

CEDEC+KYUSHU 2016公式サイト


全国各地で活動しているコンピュータエンターテインメント開発者に、最新の技術情報を提供。
CEDECの地域開催、 「CEDEC+」(セデック・プラス)。
第1弾は、 10月福岡で「CEDEC+KYUSHU 2016」。
主催:CEDEC+KYUSHU 2016実行委員会、 共催:CESA

 CEDEC(セデック: Computer Entertainment Developers Conference)は、 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称: CESA、会長: 岡村秀樹、所在地:東京新宿区西新宿) が主催する日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けのカンファレンスイベントです。
 CESAでは、このほど、 各地域で、コンピュータエンターテインメント開発者向けのカンファレンスイベントを「CEDEC+」(セデック・プラス)の名称で開催していくこととしました。

「 CEDEC+ 」の第1弾は 、 2016年10月22日( 土 ) に福岡市の九州大学大橋キャンパスにおいて「CEDEC+KYUSHU 2016」の名称で開催します。
 詳細は「 CEDEC+KYUSHU 2016 」公式Webサイト(http://cedec-kyushu.jp/) を御参照ください。
「CEDEC+」の開催は、首都圏以外の地域でコンピュータエンターテイメントに関わる開発者同士の交流の活性化を図り、 CEDECに加えて、新たな価値領域を提供していくことを目的としています。
「CEDEC+」は、地元のCESA会員が責任者となり、関連企業や団体などの有志で組織する実行委員会が、CESAへ開催申請し、 CEDEC運営委員会を統括するCESA技術委員会の審議、承認を経て開催が決定します。
実行委員会は「CEDEC+」を主催し、 CESAは共催となり、 CEDEC運営委員会が実行委員会と連携し企画、運営を推進します。
CESAでは、日本全国のコンピュータエンターテインメント開発者から寄せられてきた、 「遠方からの参加が難しい」、 「限られた人数しか参加できない」などの声に応えて、 2014年11 月に北海道札幌「SAPPORO CEDEC2014」、 2015年2月に「KANSAI CEDEC 2015」、 2015年10月には「KYUSHU CEDEC 2015」を開催してきました。
今後とも「CEDEC+」の名称でCEDECを全国各地で継続的に開催していくことで、日本国内の各地域で活動しているコンピュータエンターテインメント開発者に対して、最新の技術情報を提供すると共に、カンファレンスを通じた開発者のコミュニティの活性化による、 日本のコンピュータエンターテインメント産業の発展に寄与して
いきます。

「CEDEC」公式ウェブサイト http://cedec.cesa.or.jp/

CEDEC+KYUSHU 2016公式サイト